AIを活用した医療機関向けサービス特集

成長著しいAIを活用した医療機関向けツールで新しい業務効率化を

ChatGPT、Gemini、Copilotといった生成AIツールが注目を集める中で、既存のITツールにもAIが組み込まれるケースが増加しています。
AIの利用には個人情報の流出や情報の不正確さといった注意点がありますが、多くのITツールに搭載されているAI機能は、情報の利用範囲を限定したり、AIの生成した情報が誤っている場合に修正できる機能を備えたりしています。

長期的な視点で見れば、急速に進化するAIを活用したツールへ早期に移行することで、AIが学ぶ情報を早く蓄積できたり、AIの柔軟性を活かした大幅な工数削減ができたりなどの大きなメリットが得られる場合があります。無料でサービスデモを試せるツールもあるため、新しいITツールの導入を検討する際は、AIが活用されたサービスも積極的に検討してみましょう!

例 )AIを利用したチャットボットでは…

\ここにも注目!/

令和7年度 医療機関におけるAI技術活用促進事業」(補助金)の対象となる可能性のあるサービスもありますので、各事業者にぜひお問い合わせください。

事務部の業務効率化に

レセプトチェック

AIレセチェッカー

株式会社Medical AI LAB

AIレセチェッカーとは、AI技術をレセプトチェックに用いて、病院のレセプト点検修正業務に係る医療事務の効率化、並びに診療報酬の誤請求を防止し、病院の収益向上に貢献するシステムです。

AIが高精度で病名の欠落チェックと適切な追加適用病をレコメンド。
点検工数削減のための各種機能を搭載。
初期設定並びにメンテナンス等の面倒な作業を大幅削減。
十分なトライアルにより、高い実効性を担保。

【サービス概要】

AIレセチェッカーは、AI技術をレセプトチェックに用いて、病院のレセプト点検修正業務に係る医療事務の効率化、並びに診療報酬の誤請求を防止し、病院の収益向上に貢献するシステムです。

【解決しうる病院課題】

1.病院収入増と経営の安定化に寄与
1-1 コスト削減
⇚ 残業代の抑制
⇚ 人員の適正配置と余剰人員の削減
⇚ 外部委託費の削減
⇚ 印刷費・用紙代の削減
1-2 精度向上による診療報酬の誤請求防止
2.医事課職員のスキルに左右されないレセプト点検の実施
3.医師を含む職員の働き方改革の実現

【サービスの特徴】

・高い精度で、レセプトの点検要否を判定
・診療行為に対して≪AI≫が患者の複数の要素から最適な適用病名をレコメンド
・点検工数削減のための各種機能を搭載
・「初期設定並びにメインテナンス」作業(診療報酬時のマスター更新等)等面倒な作業の大幅削減
・ 本格稼働まで十分なシステム調整期間により高い実効性を担保

【導入済顧客からの声】

当院では、レセプトチェック業務を担当する職員の経験にばらつきがあり、点検方法も全レセプトチェックをする者や、レセプトチェッカーのみ対応する者など、各人の能力に合わせばらばらの方法がとられていました。一部のベテラン職員に過度の負担がかかる一方で、経験の浅い職員の業務スキルの習得も遅く、超過勤務が常態化し、職員の離職に悩まされていました。
これらの問題から、簡易な操作で精度の高いチェックが可能なシステムの導入が必要と考えました。長年続けてきた方法から新しい方法に切り替えることに難しさもありましたが、導入後は、職員の能力によらず業務効率化を図ることができました。その結果、請求業務に関する業務時間の減少に顕著な効果が見られ、超過勤務の削減および、派遣職員の減少も可能となりました。
他社製品は、病院ごとで細かいカスタマイズをする必要がありましたが、AIレセチェッカーは、導入後もMedical AI LABのフォローが手厚く、相談の上、システム変更にも対応いただけるため、とても心強く、常に課題を見つけ機能向上を進めることができています。

チャットボット

LOOGUE FAQ

ARアドバンストテクノロジ株式会社

【サービス概要】

LOOGUE FAQはお問い合わせ対応業務を効率化するAIチャットボットです。
院内or院外から寄せられる日々の問い合わせに対して自動で回答いたします。
簡単な運用に特化したLOOGUE FAQは通常業務の片手間で運用することができ、お問い合わせ対応業務にかかる業務負荷を大幅に削減することができます。
QA自動生成機能(NoQA)を利用すれば院内マニュアルを取り込むだけでチャットボットが利用できます。

【解決しうる病院課題】

問い合わせ対応の業務効率化
属人的な回答からの脱却
感染マニュアル等、院内文章の簡易参照

【サービスの特徴】

院内or院外の質問に対しAIが自動で応答
短時間での設定、メンテナンスが可能
IT知識不要で簡単な運用

【導入済顧客からの声】

導入して1か月間で問い合わせは500件以上あったが、その期間チャットボットで解決できず電話での対応を行った問い合わせは1日に1件あるかどうかになり、電話対応件数を大幅に減らすことができた。
導入によって約560 時間/ 年の問い合わせ対応業務の時短効果を確認することができた。
メンテナンスが容易で使い勝手がとても優れていました。

物品管理(購入物品以外)

pickture

株式会社オーイーシー

【サービス概要】

・picktureは取得物の登録、管理、届出をwebブラウザ上で完結できるサービスです。
・AIを活用し、台帳登録や問い合わせにかかる負担を軽減できます。

【解決しうる病院課題】

・病院敷地内における拾得物をスマートフォンやタブレットで撮影することで登録の手間を簡略化できます。
・どこで紛失したかわからない問い合わせに対して、迅速な検索を行うことができます。

【サービスの特徴】

・picktureには2つのAI技術が組みこまれています。
 画像分類AI
  拾得物の画像から特徴を抽出し、自動的に分類します。
  警察が定める遺失物分類に準拠しているため、事務手続きに必要な書類の作成に寄与します。
 自然言語処理のAI
  検索ワードのわずかな違いを処理し類似のワードでも検索が行えます。

電子契約システム

LegalForce

株式会社LegalOn Technologies

リスクの検知支援、リサーチ、修正作業、ナレッジ共有など、全てをワンストップで実行。流れるように快適な契約審査を実現し、法務の仕事を加速します。

・AIが契約書チェックを支援することで網羅的なチェックができ、法務の経験年数関係なくレビュー品質を保ちながらチェック時間を削減できます。
・最新の法改正に対応している学習ツールとしてもご利用いただいております。
・場企業、中堅企業、法律事務所でご利用いただいておりますので法務DXとしてご検討いただくことが増えております。

看護師の負担軽減に

シフト作成・管理

エピタルHR

株式会社エピグノ

【サービス概要】

AIによる医療業界特化型のシフト/様式9の自動作成システムです。
100床未満〜500床以上の病院様にご導入実績があります。
契約更新率は97.2%とご導入いただいた病院様には長くご愛用いただいています。

【解決しうる病院課題】

・勤務シフト/様式9の作成時間を低減します。
・残業や休日(持ち帰り)のシフト作成が無くなり、管理職クラスの働き方改革に寄与します。
・新しく創出した時間で管理職者層が本来取り組むべき業務専念していただけます。
例)管理職が一般スタッフの悩みを聞ける時間ができることで離職率を低減させます。

【サービスの特徴】

・専任のサポートが付くことで、システムが苦手な方でも問題なくご利用いただけるようになります。
・クラウド型のサービスであるため、常に最新のシステムをご利用いただくことが可能です。
例)診療報酬制度の改訂に伴う、様式9の仕様も自動変更いたします。
例)システムが自動アップデートされ、便利な機能がご契約後も追加されていきます。
・医療・介護業界に特化したシフト作成システムとなっていますので、非常に高い精度となっています。

【導入済顧客からの声】

・龍野中央病院様
導入前は1週間かけて少しずつ作っていたシフトが、導入によって、1日ほどで基盤のほとんどが作れるようになりました。以前は、帰宅後にシフト作成のエクセルを開くだけでも億劫に感じていましたが、今では、エピタルHRを開いてボタンを押すだけでできるという心の軽さを実感しています。それによって帰宅後の生活にもゆとりがうまれ、子育てや趣味などに時間を使うことができるようになり、スタッフそれぞれのQOLの向上にも繋がっています。今後もエピグノを活用して業務の短縮化を目指し、より働きやすい環境を作っていけたらと考えております。

・中谷病院様
ソフトを買い取るタイプの会社など他社も同時に検討をしましたが、圧倒的にエピグノのコストパフォーマンスが良かったのと、AIを活用して作成できる最先端のシステムという所にとても興味を持ったので、導入することになりました。

デジタル問診

ユビーAI問診

Ubie株式会社

【サービス概要】

ユビーAI問診は、患者様ごとにAIが最適な質問を自動生成・聴取し、医師のカルテ記載業務の効率化を実現するWEB問診システムです。

【サービスの特徴】

ユビーAI問診は、患者ごとにAIが最適な質問を自動生成・聴取し、医師のカルテ記載業務の効率化を実現するWEB問診システムです。
・関連性の高い病名や患者の事前問診内容をそのままテキスト出力するので、電子カルテに簡単にコピー可能。 ・医師が事務作業にあたる業務時間の削減を実現(月間数十時間)。
・患者の千差万別な症状に対応し、主訴・年齢・性別・季節などの要素をもとに問診を自動で出題。
・患者の回答内容に応じた参考病名を表示。総合内科領域をはじめとし主訴に応じAIが質問を選定。

無料トライアルについて

・無料トライアルは診療所に限り、期間は6か月となります。

シフト作成・管理

ほすぴタッチ

シーライヴ株式会社

【サービス概要】

医療・介護福祉・ヘルスケア業界の特殊で複雑な勤務シフトを、AI(人工知能)と数理モデルですばやく自動作成します(特許取得済み: 特許第7324260号)。シフト管理業務を大幅に短縮し、労務コストを削減し、シフト担当者のストレス解消に貢献します。もちろんその他の業界にも導入実績があります。
新規導入前も、導入後のサポートもずっと継続されますので、まるで自社内に新たなシフトサポート部門ができたような印象です。

【解決しうる病院課題】

・複雑で特殊な勤務シフト作成の自動化
・シフト管理部門のアウトソーシング
・公平なシフト実現による職場定着率の向上
・働き方改革への寄与
・クラスター発生時や災害発生時のシフト緊急組み替え
・シフト担当者の本来業務への回帰

【サービスの特徴】

・特殊で複雑な勤務ルールにも対応
・複雑な勤務ルールほど威力を発揮
・コロナワクチン接種会場など「募集型シフト」にも対応
・個人間のシフト交換がスマホでできる
・サーバー購入や特別なソフトが不要
・直感的でわかりやすい画面
・多様なシフトの種類、1日に複数のシフト掛け持ちが可能
・人事異動への対応や、組織またぎのシフトも可能
・勤務集計機能
・高いセキュリティ環境
・導入前も導入後も手厚いオンラインサポート

【導入事例】

・大阪大学歯学部附属病院さま
・那覇市 新型コロナウイルスワクチン接種推進室さま
・がん研有明病院さま
・京都第一赤十字病院さま
・新宿ビューティースキンクリニックさま
・印西市 健康子ども部健康増進課さま
・市川市 保健センター疾病予防課さま
・脳神経センター大田記念病院さま
・銀座エルディアクリニックさま
・認定NPO法人フローレンスさま
・埼玉医科大学総合医療センターさま
・公立阿伎留医療センターさま
・大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院さま
・社会福祉法人 石見さくら会さま
・社会福祉法人あだちの里 希望の苑(入所)さま
・医療法人社団上桜会 ゆうメンタルクリニックさま
・医療法人社団石橋内科さま
・クッキー動物病院さま
・医療法人社団優恒会ブライトデンタルクリニックさま
・横浜市立大学附属病院 高度救命救急センターさま
・オムロンフィールドエンジニアリングさま
・日本放送協会(NHK)さま
その他実績多数

医療現場の負担軽減に

ヘルスケア機器/アプリ

単回使用ホルター心電計「gram」

株式会社ココロミル

【製品概要】

最大7日間の心電図記録を行うことができる、パッチ型の使い切りホルター心電計です。
患者様の受診時に貼付し、最大7日間の記録を行います。
検査終了後、患者様に同封のレターパックを用いて解析センターへ送付いただきます。
データをAI、臨床検査技師が解析し、医師の読図所見を記載の上、専用のWebサイトを通じて検査結果レポートを病院様へ送付します。

【製品特徴】

・最大7日間検査可能
・データ解析業務の外部委託、結果レポートはWeb確認(PDF出力)
・簡単装着
・患者様は最大二回の通院で完結
・防水規格IP57(シャワー浴可)
・ホルター心電図検査における備品購入不要(在庫購入のみ)

【導入効果】

・医師、スタッフの負担を減らすことに繋がる
・備品購入コストを気にせずホルター心電図検査を始めることができる
・7日間の長時間検査で、より多くの不整脈の検知に繋がる

【料金に含まれるもの】

gram本体(単回使用ホルター)、gram Web使用料、分析支援費用(技師、医師)、レターパックライト費用を含みます。

AI(画像診断)

細菌感染症菌種推定支援AIソフトウェアBiTTE®-Urine

カーブジェン株式会社
細菌感染症 菌種推定支援AIソフトウェア BiTTE®-Urineは、グローバル課題である抗菌薬への薬剤耐性(AMR)を持つ菌の発生低減を目指すスマホアプリです。グラム染色AIが感染症の原因となる細菌を高い精度で推定します。薬剤感受性統計を活用し、抗菌薬一覧とスペクトラムスコアやAWaRe分類を提示し、抗菌薬適正使用を支援します。
スマホカメラを顕微鏡の接眼レンズに取り付け、撮影したグラム染色画像からAIが菌種を推定し、薬剤感受性データを基に抗菌薬候補を提示します。対象検体は、尿検体です。 微生物検査では、専門技師がグラム染色した検体を目視で顕微鏡観察して原因菌の菌種推定を行い、報告を受けた医師が抗菌薬投与の治療計画を行っていますが、菌種推定を正確に行う事は困難なため、1日から3日程度を要する培養検査に時間を費やして原因菌の特定を行っています。
当社では、培養検査を経て確定した菌種情報と顕微鏡観察視野を撮影した画像との関連性を画像AIに学習させています。
診断初期に画像AIにより正しい菌種推定を実現する事で、薬剤感受性を考慮した適正抗菌薬処方により薬剤耐性菌の発生低減を目指します。加えて、患者QOLの早期改善、抗菌薬適正使用による医療費削減などの効果が期待できます。

販売名: 細菌感染症菌種推定支援AIソフトウェアBiTTE-Urine
一般的名称: 微生物分類支援プログラム(71129002)
クラス分類: クラスⅡ
承認番号: 30600BZX00247000

モビリティサービス

病院送迎最適化サービス

スペア・テクノロジーソリューションズ株式会社

【サービス概要】

AIを用いた効率的な乗合送迎システムを用いて、各医療機関様の送迎に対する課題解決(送迎効率化/台数削減)、移動の利便性向上を、伴走型サポートで実現します!

【解決しうる病院課題】

・送迎の実態把握(現在提供中の送迎サービスの有効性を確認したい、送迎の最適化を図りたいが分析の手が足りない)
・利便性の向上(病院への公共交通アクセスが悪く、患者様が通院しやすい環境を整えたい。路線形式で駅・病院間の送迎をしているが、エリア送迎を導入したい)
・送迎のコスト低減(利用の少ない便があるが継続すべきか分からない、少ない台数で効率的な運行を行いたい)

【サービスの特徴】

1. 利用状況の見える化・分析
・送迎バスの利用状況を見える化し、送迎の最適化(路線再編・統廃合等)に活用可能なレポートをご提供。
・患者様の送迎データ、診療内容、近隣病院状況等の分析により、病院のエリア戦略を多面的にご支援。

2. 移動の利便性向上
・家の近くでバスに乗車、身体的負担を軽減。(ドアtoドアの運行も可能)
・徒歩、乗換を減らす事で通院時間を短縮。

3. AIによる効率的な乗合送迎
・患者様は、ご希望の乗車場所・日時を指定するだけで予約完了。(電話予約も可能)
・乗車予約が入り次第、最適ルートを運転手に案内、管理者はリアルタイムで運行状況を把握。
・利用状況に応じたルート生成により、必要最低限の車両数・運行時間での送迎を実現。