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病院内スマートフォンの普及について②

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目次

PHSの利用環境縮小に伴い、病院内スマートフォンへの注目が高まっています。病院内スマートフォン導入で広がる新たな可能性を実際の導入事例を紹介しながらご説明します。

病院内スマートフォンの普及について①はこちらから

1. 約7割の日本人はスマホユーザー、なのに病院は…?

現在、日本国内における個人のスマートフォン保有率は67.6%、世帯においては8割以上がスマートフォンを保有しています。 

(出典)総務省「通信利用動向調査」https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html

ですが、医療機関におけるスマートフォンの導入率はとても低く、まだほとんどの病院がPHSを利用しています。PHSにも離れた場所にいる医療スタッフとの通話や、どこでもナースコールを受信できるなどの機能があります。しかし、PHSは、通話とナースコール受信はできても、アプリが使えないという限界があります。スマートフォンに切り替えることで様々な機能が利用可能になり、院内連絡が円滑になります。

2. 医療機関専用スマホの機能3選    

PHSの公衆サービスの終了に伴って誕生した医療機関専用スマートフォン「日病モバイル」ですが、ただのPHSの代替品ではありません。スマートフォンならではの機能や、医療機関専用ならではのアプリを搭載しています。ここでは主な機能から3つご紹介いたします。

①チャット機能 :LINEのように手軽にチャットしたい!という声にお応えして、よりセキュアに使えるチャットを開発しました。1対1でもグループでもチャットできます。テキストと写真で、伝えたいことを相手にわかりやすく伝えることが可能になります。

②カメラ機能:日病モバイルのカメラ機能は、撮影した写真が端末に保存されず、専用サーバー内のフォルダに保存されます。そのため万が一端末を紛失した時にも患者様の写真が見られてしまう、といった心配がありません。患者    別にフォルダを作成して、担当医・担当ナースなどその患者に関わる職員のみに権限を設定し、見るべき人だけを閲覧可能にすることも可能です。

③ビデオ通話カンファレンス:新型コロナウイルスの影響もあり、医療機関においてもWeb会議の利用が増えています。ただ、一般的なWeb会議ではインターネットを介するため、不正アクセスや情報漏洩などのリスクが存在します。日病モバイルのビデオ通話カンファレンスは、閉域網を用いたセキュアな環境下でご利用いただけますので、患者様の個人情報も安心して扱うことが可能です。

3. 導入病院様の声    

1) 千葉県 I病院様     

「日病モバイル」は病院のニーズに合ったデジタルツールです。

2021年1月のPHS公衆網の停波の対応として導入した「日病モバイル」は、電話機能やナースコールといった従来のPHSの機能に加えて、院内チャットやスケジュール、勤怠打刻など病院業務に必要な機能が一つになっているスマートフォンというイメージですね。さらに、各病院の現状や課題、ニーズに合わせたカスタマイズや発展性が期待できます。今後、「日病モバイル」は病院業務に欠かせない、全国標準のデジタルツールの一つになると思います。また、PHSは2021年1月にサービスが終了しましたので、今は院内限定の端末として利用されていても、いずれ機械は必ず壊れていくので切り替えが必要になります。その際、私は「日病モバイル」の導入をお勧めします。「日病モバイル」のストロングポイントは「医療に特化している」ことと「きめ細やかなサービスである」こと。大手のキャリアでは医療に特化していない分、細かな要望に応えることは難しいと思います。病院は規模や地域によって要望が違ってくるので、そこに真摯に対応していただける「日病モバイル」は多くの病院にとってメリットがあるでしょう。

2) 北海道 H病院様

「音声認識」「電子カルテ連携」etc. 1台で様々なことができ、さらに今後の拡張性や将来性が見込めることが日病モバイルの魅力である。

日病モバイルの魅力はPHSの機能に加えて、医療現場で有効な様々なソリューションを利用できることです。チャット機能を活用すれば、話す時間がない時や確認事項を知らせる時などはチャットで済ますことが可能になるため、対面か電話しか手段がなかった今までと比べて、話すタイミングなど相手の都合を考慮する必要がなく、職員同士のストレスが大幅に軽減されるでしょう。また、スケジューラー機能を利用することで簡単に会議室の予約ができるため、今までのようにわざわざ会議室まで行って会議室の台帳で空きを確認して予約を記入する、という手間がなくなります。他にも、現在は紙を配って伝達しているような周知事項もインフォメーション機能を利用することで全職員に一斉周知が可能になります。これらの機能は職員の時間や労力の無駄を省くことに加えてペーパレスによるスリム化やコスト削減も同時に実現します。その他、まだ開発段階ではありますが、日病モバイルが音声認識機能や電子カルテ連携に対応すれば、課題となっている非効率な時間の削減を可能にし、作業負担の軽減や時間外業務の圧縮を望めますし、日病モバイルとマイクつきヘッドホンを接続し、一人から部署内の日病モバイルを所持する全員に話しかけることができるインカム機能を加えることで、伝達スピードを上げることも可能になります。このように日病モバイルは、拡張性・将来性がまだまだあると感じており、今後も大きな期待を感じています。

3) 茨城県 I病院様

PHSの台数を増やしていく中で、呼び出し者にはコール音が聞こえるのに着信しないといった不具合や、つながりにくいということが頻発していました。そんな中、日病モバイルを知り、試験導入を開始しました。日病モバイルは通話やデータの送受信について、NTTドコモの回線を利用しており、病院が持ち出しでアクセスポイントを整備する必要はなく、無線IP電話やLANに比べ、通話の品質も高いです。また、PHSではちょっとした相談事や指示を仰ぐ場合でも、内線電話が中心で、医師が相手なら診察中、あるいは手術中であることも想定してかけざるをえませんが、チャット機能があれば、そうしたストレスは双方で解消されるでしょう。さらに、将来的には電子カルテの閲覧や看護師の三点認証、電子カルテの音声入力など、業務負担の軽減を主眼に置いた機能拡張を視野に入れており、日病モバイルの拡張性に期待しています。

4. 日病モバイルの拡張性とは

多くの医療機関から期待を寄せられている、医療機関専用スマホならではの日病モバイルの拡張性。その第一弾となる国内初の「電子カルテ連携」実現について、次回詳細をお届けいたします。

記事提供者
㈱フロンティア・フィールド

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