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ESG・SDGsに繋がる「健康経営」

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これまで企業は労働基準法や労働安全衛生法の基準を遵守していれば、従業員管理は十分であり、あとは自己責任と考えられていました。しかし近年では、 従業員のワークライフバランスや働きがいが重視されており、「同一労働同一賃金」「働き方改革」「ハラスメント対策」など、今や企業が率先して従業員の健康維持増進施策を講じることが必要となりました。
そんな中 注目されているのが、「ESG」「SDGs」にも繋がる「健康経営」です。医療機関においても、2024年4月に適用される医師の「時間外労働時間の上限規制」を目前に、医師の労働環境のみならず、看護師やコメディカルなど医療現場で従事しているすべてのスタッフの働き方を見直し「健康経営」を宣言する動きも広がってきました。
今回は一般企業を含む法人を対象にした「健康経営」についての基本的な事項を、ご紹介させていただきます。

1.健康経営とは?

健康経営とは、従業員の健康管理を経営課題とし、戦略的に取り組む経営手法のことです。
この経営方法が、以下記載の日本の抱える問題・各企業の課題に対しての解決策に繋がり得る為、注目されています。
医療現場においても人手不足の深刻化や従事者の高齢化は避けて通れない問題です。今後、各医療機関の健康経営への取り組みが、医療従事者の採用・定着、ひいては病院の経営にまで大きく影響を及ぼすことは想像に難くありません。

2.健康経営銘柄・健康経営優良法人認定制度

「健康経営銘柄」と「健康経営優良法人認定制度」は、経済産業省が健康経営を実践している優良な法人を顕彰する制度です。それぞれ企業規模や健康経営取り組み状況で枠組みが異なりますが、どちらも優良な法人であることを可視化し、社会的な評価を受けやすい環境を整備することで、健康経営の取り組みの推進を目指しているものです。
2021年には、多数の医療法人が「健康経営優良法人2021」の認定を受けており、HP等で公表することによって病院のイメージアップを図っています。

3.健康経営優良法人(大規模部門)の認定取得に向けて

健康経営優良法人(大規模法人部門)を認定取得する為には、具体的にどのような手続きが必要になるのかを見ていきましょう。 

健康経営銘柄・健康経営優良法人を受ける為の調査票回答数は年々増加しており、「ホワイト500」の認定ハードルも年々高まっております。ただし、健康経営優良法人(ホワイト500ではない)については認定企業数に制限は設けられていない為、比較的認定を受けやすい環境にあります。

4.SDGs・ESGに繋がる健康経営の取り組み

1) SDGs

Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標という意味で、2030年までのグローバルな課題解決に向けて、世界の全ての人が協力して達成しようとする17のゴールです。経済産業省などは、健康経営の取り組みが17のゴールの内、以下3つのゴールに繋がると示されています。

2) ESG

ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字をとったものであり、企業から発信される非財務情報です。健康経営は従業員という企業にとって重要なステイク・ホルダーへの投資であり、これらは、「S」や「G」に位置づけられます。

新型コロナ対応によって加速した医療現場の過酷な労働環境が、世間からの注目を集めています。また労働者である医療従事者も、心身の健康を守るため、今まで以上に労働条件や環境をシビアな目で見極めようとしています。
今後、貴重な医療従事者を確保し、高いパフォーマンスを発揮しつづけてもらうために、健康経営は医療機関にとって必須の経営課題だといえるでしょう。



記事提供者
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エム・シー・ヘルスケア株式会社

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